【眉毛を抜く効果的な方法】正しいやり方でリスクを回避

【眉毛を抜く効果的な方法】正しいやり方でリスクを回避

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眉毛の正しい抜き方をレクチャー

眉毛をきれいに整えるのは、大事な身だしなみの一つ。近年では男女問わずに多くの方が眉毛処理をするようになりました。 眉毛の処理はカミソリで剃ったり、専用のハサミで切りそろえたり、毛抜きで抜いたりするかと思いますが、ほとんどの方は自己流でやっていることでしょう。ときには、その処理が原因で肌トラブルを起こすことも。 とくに眉毛を抜くときは、痛みもあるし肌に与える影響も大きいので要注意です。ここでは、眉毛の正しい抜き方を確認しつつ、眉毛抜きにおけるリスクや気になること等を見ていきますので、ぜひ参考にしてみてください。    

剃るのとどう違う?眉毛抜きの効果

日々忙しく過ごしている方や手入れを簡単に済ませたい方が眉毛を手っ取り早く整えるときには、やはりカミソリやシェーバーで剃るのが一番早いので、眉毛は剃って手入れをしている、という人は案外多いかと思います。 ただ、仕上がりのキレイな眉を目指す場合には、剃るよりも眉毛を抜いたほうが良いようです。眉毛を剃るか抜くか、どちらが良いのかわからず迷っている方のために、眉毛を抜いた場合のメリットをご紹介しましょう。    

青くならない、ブツブツにならない

眉毛を剃る場合は、皮膚の表面に出ている部分だけを取るため、どうしても根元の毛が残ってしまいます。 遠目で見たらわからないかもしれませんが、近くで見るとその根元の毛が黒いブツブツに見えてしまい、変に目立つことがあります。また、少し毛が濃いめで色白の方だと、黒い点々が目立って見た目が青っぽくなってしまうことがあります。 男性のヒゲと同じような感じです。肌の厚さが薄い人も同じように青っぽく見えてしまうようです。 仕上がりをよりキレイにしたい方にとっては、この黒いブツブツはくせもの。それを失くすには、やはり根元から抜くのが一番です。一本一本抜いていくのは手間がかかりますし、とても痛いのでちょっとツラいのですが、ブツブツのない美しい眉を作るためには剃るよりも抜くほうがオススメです。  
あかりさん
カミソリやシェーバーは、すぐに眉毛処理をしたいときにパッと整えられて便利なんだけど、どうしても根元の毛がポツポツ残っちゃうのよね〜。
ハルくん
男性は眉が濃い人も多いし、剃るとヒゲみたいに青っぽくなりがちなんですよね。剃ってることがわかっちゃうのでちょっと恥ずかしいんです……

しばらく生えてこない

眉毛を剃る場合は、剃ったそのときはキレイになりますが、毛がすぐに伸びてきてしまうので頻繁に手入れをする必要があります。 手入れの回数が多いのは面倒ですし、肌が弱い方だとカミソリ負けをしやすく、肌を傷めてしまいがちです。しかし、眉毛を抜く場合は、一度抜いてしまえば生えてくるまでに時間がかかるため、処理の回数が少なくて済みますし、キレイな形の眉が長い時間キープできます。 毛抜きで一本一本抜いていくのは時間もかかって痛みもありますが、週に何度も剃らなければならないほうが面倒だと感じている方は多いと思います。また、カミソリやシェーバーでは、手元が狂って剃りすぎてしまうリスクもあるため、毛抜きで一本一本抜くほうがキレイに整えやすいでしょう。    

眉毛の正しい抜き方

眉毛を抜く派の人は、とりあえず整えたい形からはみ出した眉毛は片っ端から毛抜きで抜いている、という方が多いと思います。ただ思いついたときに抜くだけで、とくに何も手入れをしていないのではないでしょうか。 しっかり生えている毛を力技で抜くわけですから、肌には負担がかかって当然です!何の配慮もなく抜き続けていると、数年経ってからトラブルが起こることも。ここでは、正しい眉毛の抜き方を伝授しますので、眉毛周辺の皮膚をいたわりつつ、処理をしてみてくださいね。    

①メイクを落として清潔な状態にする

眉毛抜きは、肌の状態に関係なく気づいたときにしていることが多いかと思いますが、汚れた肌のまま毛を抜くのはNGです。 眉毛を抜く際には、まずは顔を清潔な状態にしましょう。メイクをしっかり落とし、きれいに洗顔してください。皮膚が汚れている状態で毛を抜くと、抜いたあとの毛穴に雑菌が入って炎症を起こしてしまう可能性があります。 肌トラブルを防ぐためにも、眉毛を抜くときには手も顔も清潔な状態にしておきましょう。    

②蒸しタオルなどで毛穴を開かせる

眉毛を抜くときは、まだしっかり生えている毛を無理やり抜くわけですから、肌に大きな負担がかかります。 少しでもその負担を減らすためには、温めて肌を柔らかくして、毛穴を開かせると良いそうです。 毛穴が開けば毛も抜けやすくなりますし、痛みも軽減されるそうです。蒸しタオルを眉毛付近に当てて蒸らし、十分に肌を温めて毛穴を開かせてから毛を抜くと良いでしょう。 水で濡らしたタオルを軽く絞り、ラップに包んで電子レンジで1分ほど加熱すると、簡単に蒸しタオルが準備できます。また、入浴後は毛穴がすでに開いているので、処理するにはオススメです。    

③皮膚を押さえ、毛の流れにそって抜く

抜きたい部分の皮膚を毛抜きを持っていないほうの手でしっかりと押さえ、毛の流れを確認したら、その流れに沿って毛を抜いていきます。 このとき、無理やり引き抜くと痛みが強いばかりか出血等のトラブルを引き起こしやすいので、ゆっくりと力を入れながら毛を引っ張るようにしましょう。 また、毛の流れに逆らって抜くと、途中で毛が切れやすくなるので要注意です。 皮膚を押さえるときは、顔の皮膚を引っ張りすぎてたるんでしまうことがないように、なるべく毛穴の近くを押さえると良いでしょう。    

④抜いた箇所を冷やす

毛を抜いたあとは、冷たい水をコットン等に含ませて眉毛に当て、抜いた箇所を冷やしてください。 冷やすことで開いていた毛穴が閉まります。毛の抜けた毛穴を開けたままにしておくと、鳥肌のようにボツボツと目立ってしまうので、眉毛を抜いたあとは冷やして毛穴を閉めてあげましょう。    

⑤しっかりと保湿を行う

毛を抜いたあとの皮膚にはアフターケアが欠かせません!脱毛することで毛穴に強い刺激を与えてしまうため、その部分が乾燥しやすくなるそうです。毛を抜いた箇所を、乳液や保湿クリーム等でしっかり保湿してあげましょう。 ケアを怠ると硬くて太い毛が生えてくるともいわれていますので、忘れずにケアしてくださいね。  
あかりさん
眉毛抜きは、ほとんどの人が自己流でとくに何も考えずにやっているから、ケアをするのは面倒だと思うかもしれないけれど、正しい抜き方をやってみるとちゃんと効果を感じますよ!ぜひお試しください♪

やり過ぎ注意!眉毛抜きのリスク

眉毛を抜き始めると、生えてくるたびに気になってしまい、暇さえあれば鏡を見て眉毛を抜いてしまう……つまり、眉毛抜きがクセになっている人がいるようです。 上記のようなきちんとしたやり方で抜いていればまだ良いのですが、気がついたときにすぐ抜くなど、頻繁に眉毛抜きをしていると、思わぬトラブルが起こることもあります。 ここでは、眉毛を抜くときに起こりやすいリスクを3つご紹介しておきますので、ついやり過ぎてしまう方は気に留めておいてくださいね。    

痛みが強く、肌へ負担がかかる

毛を抜くのですから、当然痛みはあります。とくに、目と眉毛との間の部分は皮膚がとても薄いので、ただでさえ痛みが強いうえに、皮膚が柔らかくて抜くときに引っ張られることが多く、余計に痛みを感じやすくなっています。 しょっちゅう抜いている人はもう痛みには慣れてしまったかもしれませんが、肌には相当負担がかかっていますので、やはり抜き過ぎには注意が必要です。肌が刺激を受けると、肌を守っているバリア機能のバランスも崩れやすくなるので、ニキビや湿疹などの肌トラブルが起こりやすくなります。    

まぶたがたるむ原因になる可能性

眉毛を抜くときには、抜きやすくするためにその周辺の皮膚を引っ張ることが多く、頻繁に眉毛抜きを繰り返しているとそれだけ皮膚も何度も引っ張られることになります。 皮膚の弾性は年齢とともに低下してくるので、長年にわたり皮膚を引っ張る行為が行われると、ゴムが伸びてしまうのと同じように、引っ張ったものが元に戻らなくなってきます。 眉毛抜きを長期間にわたって繰り返していると、皮膚の薄いまぶたがとくにたるみやすくなってきますので、注意しましょう。同様に、まぶたのマッサージ等もやりすぎるとたるみを引き起こす原因になるそうです。    

埋没毛や毛嚢炎など肌トラブルが起きる可能性

毛抜きで眉毛を抜いたときにきちんとしたケアができていないと、皮膚が傷ついて毛穴が角質やかさぶた等で塞がってしまうことがあります。 次の毛が生えてきたときに毛穴が塞がっていると、毛が毛穴から外に出ることができず、皮膚のなかで育ってしまいます。 これを埋没毛といいます。埋没毛は黒い点のように見えるため、気になって取りたくなり、無理やり毛抜き等で取ろうとする人も多いです。そういうときに毛穴のなかに雑菌が入ると、炎症が起こって膿が溜まるできものができたり、赤く腫れたりする毛嚢炎を引き起こす可能性があります。また、皮膚が炎症を起こすと、肌を守ろうとしてメラニンが生成されるので、黒っぽいシミができる色素沈着が起こりやすくなります。  
あかりさん
眉毛を抜くと、仕上がりがきれいだし長持ちもしますが、皮膚にかかる負担はとても大きいので、肌のトラブルも起こりやすくなります。痛みやたるみ、炎症等を防ぐためにも、上記の眉毛の正しい抜き方に従って処理をすることをオススメします!

眉毛抜きでよくある質問

眉毛を抜く派の人たちの間で、ひそかに噂になっていることがいくつかあります。個人差がありますので必ず起こるとは言えませんが、噂になるということはそれなりに該当する人がいる、ということですよね。 ここでは、眉毛抜きに関することでよく質問に上がる項目を3つご紹介します。眉毛を抜くか、剃るか、切るかで悩んでいる方は要チェックですね!

眉毛を抜くとくしゃみが出るのはなぜ?

眉毛を抜くたびになぜかくしゃみが出る、という人はいませんか?ネット上でも「眉毛を抜くときにくしゃみが出るけれど、なぜ?」のような質問が結構挙げられています。誰もがなるわけではないのですが、かなり該当者はいるようです。眉毛抜きのときにくしゃみが出る理由ですが、どうも神経が関係しているようです。眉毛を抜くときに痛み等を感じる神経が、鼻のなかを通る神経の近くにあるため、抜いた瞬間に起きた痛み等の電気信号が鼻の神経にも影響してくしゃみを誘発するのだそうです。この神経同士の距離には個人差があるため、くしゃみが出る人と出ない人がいるようです。

眉毛を抜くのが癖になるって本当?

眉毛をキレイに整えるために抜いていたのに、いつしかそれが快感になってしまい癖になっている、という人も案外いるようです。あのプチっとした痛みを感じることで逆にストレス解消になったり、刺激が欲しくて何度も抜いてしまったりするといいます。また、抜毛症といって、精神的なストレスや不安感などが原因で無意識に毛を抜いてしまうという病気もあり、つい眉毛を抜きすぎてしまう人もいるようです。眉毛はそれほど本数も多くないので、頻繁に抜いていたら眉毛がなくなって少し人相も変わってきてしまいます。美しい眉を目指して抜いているのに、逆にカッコ悪くなってしまっては意味がないですよね……。

ハルくん
ぼくの友達にも、眉毛抜きが癖になっている人がいますよ!だんだん眉が細くなってきて、だいぶ顔の印象が変わってしまったような……。やっぱり抜きすぎは良くないです。

眉毛が生えてこなくなる?!

毛なんて、抜いてもすぐに生えてくるだろうと思いがちですが、ずっと抜き続けていると生えてこなくなるといわれています。ネット上でも「ずっと眉毛を抜き続けていたら生えてこなくなった」「10代から抜き続けていたら、20代で眉毛がなくなってしまった」等、多くの体験談が見られます。毛には、成長期と退行期、休止期という3つのサイクルがあるのですが、成長期に頻繁に抜いているとこのサイクルが乱れて、毛が生えなくなってしまうのだそうです。また、抜くときに毛穴や周辺の皮膚が傷つくことで、眉に栄養が行き渡らなくなって生えなくなることもあるようです。

   

正しい抜き方で綺麗に眉毛を整えよう

いかがでしたか?これまで眉毛抜きのことをちゃんと考えたことはなかった方が多いかもしれませんが、抜き続けると起こりやすいトラブルを未然に防ぐためにも、正しい抜き方でしっかりケアをしてあげてくださいね。 美しい眉を長年キープするためには、抜きすぎるのもよくないので、剃ったりハサミで切ったりも併用しながら必要なだけ抜くようにしていくのがオススメです。抜いたときのトラブルが原因で眉毛が生えてこなくなる、なんてことがないようにしたいですね。
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