
鼻毛が太く育つには理由があった!正しい処理方法を実践しよう
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目次
なぜ鼻毛はあんなに太いの?

そもそも鼻毛の役割って?

異物の侵入を防ぐフィルター
鼻毛は喉や肺などに異物が侵入するのを防ぐフィルターの役割をしています。呼吸をするときに、鼻は空気を吸い込んで吐き出すという働きをしています。 空気を吸い込んだ際に、ホコリやウィルス、花粉などといった異物も一緒に吸い込んでしまいますが、鼻毛がその異物を絡めとって鼻くそとして体外に排出します。鼻毛が異物を喉や肺まで侵入しないように防いでくれているのです。 鼻毛が無いとウィルスや細菌が鼻の粘膜に直接付着してしまうので、炎症を起こしてしまい風邪を引きやすくなります。また花粉症の人にとって鼻毛はとても重要です。 鼻毛が無いとアレルゲンとなる花粉が直接鼻の粘膜に付着してしまうので、大量の抗体が作られてしまう原因となり症状が悪化してしまうことがあるかもしれません。保湿・保温を保つ

臭いを脳へ伝達する
鼻毛の中には嗅毛(きゅうもう)と呼ばれる、鼻腔の粘膜に生えている臭いを感じるセンサーがあります。臭いの微粒子が粘膜で溶かされて、その情報が嗅毛から信号となって脳に伝達されます。この嗅毛があることでさまざまな臭いを嗅ぎ分けることができるのです。 そのため鼻毛が無くなってしまうと臭いを感じるセンサーの働きが低下してしまいます。臭いを感じにくくなると味覚にも悪い影響が出てきます。臭いや味覚の感じ方が最近おかしいなと感じている人は鼻毛を抜きすぎていないかチェックしてみるといいかもしれません。太くなるのは理由があった!?

ホルモンバランスの乱れ
鼻毛が太くなる原因の一つにホルモンバランスの乱れがあげられます。女性より男性のほうが鼻毛が太いと感じる人が多いと思いますが、これは男性ホルモンの影響によるものです。 男性ホルモンは男性らしい体をつくるためのホルモンで、ヒゲや太い骨格を作るなどの作用があります。鼻毛や体毛が濃くなるというのもこのホルモンが影響しています。男性の鼻毛が太くて長くなりやすいのは男性ホルモンの作用なので、ある意味仕方の無いことなのかもしれません。 けれども、女性でも男性ホルモンが影響して鼻毛が太くなることがあります。女性は元々男性ホルモンは少ないのですが、ホルモンバランスが乱れていると男性ホルモンの分泌が活発になり鼻毛が太くなることがあるようです。 忙しい女性にとって、ホルモンバランスが乱れる要因はさまざまなものがあります。ストレスや疲労、睡眠不足や過度のダイエットなどちょっとしたことでもすぐにバランスが崩れてしまうでしょう。 ホルモンバランスを良好な状態に保つためには、規則正しい生活習慣がとても大切になります。しっかりと睡眠をとりバランスの良い食事と適度な運動を心掛けるようにしましょう。汚い空気に晒されている

加齢による毛周期の乱れ
お年寄りの眉毛や耳毛が長く伸びていることに気付いたことはありませんか?これは鼻毛にも起こりますが加齢による毛周期の乱れが影響していると考えられます。体毛には周期的に毛が生え変わる毛周期と呼ばれる発毛サイクルがあります。 毛が太く成長する「成長期」を経て、毛の成長が止まり抜ける準備をしている「退行期」、毛の成長が止まっている「休止期」を繰り返し毛が生え変わっています。この発毛サイクルは加齢が原因で乱れてしまうことがあります。 年齢を重ねると発毛サイクルの周期が長くなり、それにともない成長期や抜け落ちるまでの時間も長くなるので鼻毛が伸びてしまうと言われています。この発毛サイクルの乱れで太く長くなるのは眉毛や耳毛、鼻毛などによくみられ、比較的男性に多いと言われています。誤った自己処理

正しい鼻毛の処理方法

ハサミや鼻毛カッターで切る

抜くのはNG!そのワケとは

鼻毛の役割を損なう
上記で書いたように鼻毛は異物の侵入を防ぐためのフィルターの役割をしています。鼻毛を抜いてしまうことで大切なフィルターの役割が損なわれてしまいます。結果、ウィルスや細菌、花粉などの異物が入りやすくなり、感染症にかかりやすくなったり、花粉症がひどくなったりしてしまうようです。 また、鼻毛が無くなると鼻の内部が乾燥してしまいます。鼻の内部が乾燥しているとアレルギー性鼻炎の症状を引き起こす恐れもあります。鼻毛の処理をする場合には切り過ぎに注意して、鼻毛のフィルターとしての役割を損なわないようにしましょう。鼻の中で炎症が起きる
鼻毛を無理に引っこ抜くと毛根に傷が付き炎症が起こることがあります。鼻毛だけでなく他の部位の毛についてもそうですが、毛乳頭と呼ばれる毛の根っこのふくらんだ部分には毛細血管があり、栄養や酸素が運ばれてきています。 毛を無理に引っこ抜くとこの毛乳頭の血管を引きちぎることになるため傷ができてしまいます。鼻の内部には粘膜があり、常に湿っている状態なので雑菌が繁殖しやすい環境になっています。 引きちぎったことで出来た傷に、雑菌が侵入すると炎症を起こしてしまうことがあります。ひどい時には化膿したりできものができることもあるでしょう。強い痛みがあったり不快な症状がある場合には耳鼻科を受診して診てもらうようにしましょう。味覚が鈍くなる!?

病気になりやすくなる
鼻毛を抜くとウィルスや細菌の侵入を許してしまうことになるため感染症にかかりやすくなります。また、ホコリや小さいゴミなどが気管支や肺に入ってしまうと気管支炎や肺炎を引き起こす恐れもあります。 また、鼻毛を抜くことで炎症を起こし、最悪の場合死に至るケースもあると言われるので注意が必要です。鼻には脳に続く血管や神経がたくさんあります。鼻で起きた化膿が原因で細菌が血管を通って脳に侵入すると脳炎や脳髄炎などを起こすこともあります。 このようにさまざまな病気になるリスクが高まる、頻度は低いにしても死に至ることもある、ということを踏まえれば、鼻毛を抜いて処理することは避けた方がいい、むしろやってはいけない処理方法といえるでしょう。どうしても処理したい場合のおすすめは?

基本的には鼻毛の処理はおこなっていないところが多い!?
一般的に、ほとんどの脱毛サロンやクリニックでは鼻毛の処理をおこなっていないところが多いようです。鼻の中は非常にデリケートな部分なので、粘膜を傷つけてしまい、炎症を引き起こす可能性が高くなるためだと考えられます。 また、鼻毛は外から入ったホコリや菌を防ぎ保湿する役割もあることから、人間の身体にとって必要なものです。そのため、鼻毛脱毛をおこなっているところが少なく、サロンやクリニックで処理したい場合は事前に鼻毛脱毛をおこなっているのかを確認しておく必要があります。おすすめ医療脱毛「ゴリラクリニック」

鼻毛脱毛の料金
ゴリラクリニックでの鼻毛脱毛料金は、1回につき6,000円と比較的リーズナブルな価格となっています。弱い出力のレーザーを当てる方法で約10分程度で終了するため、予約も取りやすいでしょう。
脱毛サロン「プリート」

鼻毛脱毛の料金
プリートでは、「鼻毛ワックス脱毛」が行えます。通常1回5,000円ですが、キャンペーン実施中に来店すると1回2,500円(税別)の半額で施術できることも。5回以上の利用だと10%オフ、10回以上の利用だと20%オフと回数を重ねるごとにお得になるのも嬉しいですね。 施術時間は1回につき10分程度、脱毛後は3週間~1ヶ月程度はケア不要なので、毎月定期的に通うのもおすすめです。
鼻毛に関するよくある質問

一本だけ太い場合の処理方法は?
抜きたくなってしまうところですが、切るのが一番良いと思います。鼻毛用のはさみや鼻毛カッターで切ってしまえばすぐに処理することができるでしょう。
なぜ鼻毛に白髪があるの?
はっきりとしたメカニズムはわかっていないのですが、ストレスやバランスの悪い食生活、不規則な生活習慣が原因になることもあると考えられています。
毛はメラニンを作る色素細胞によって黒い色をしていますが、この色素細胞が何らかの原因で働かなくなることで白髪になると言われてます。白髪になっていると目立つので抜きたくなると思いますが、抜かずに切って処理しましょう。
鼻毛は実はとっても大事!安全に処理しよう
