【カミソリの使い方】正しいムダ毛処理方法を学ぼう

【カミソリの使い方】正しいムダ毛処理方法を学ぼう

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カミソリの正しい使い方を知っておこう

日頃のムダ毛処理にはカミソリを使っているという人も多いのではないかと思います。 手軽に処理ができる便利なアイテムですが、果たしてあなたは正しい使い方ができているでしょうか?カミソリの使い方を一歩間違えると、危険を及ぼしたり、何らかの悪影響が生じる可能性があります。安全にツルツルな肌を手にいれるためにも、カミソリの正しい使い方を知っておきましょう!    

正しいムダ毛処理の仕方

たかがムダ毛処理と思って油断せずに、正しいやり方を改めて確認しておきましょう。    

剃る手順

安全に、かつ綺麗にムダ毛を剃るためのおおまかな手順は以下の通りです。  
  1. お風呂や蒸しタオルなどで、肌・毛を温める
  2. シェービング用のジェルやクリームなどをつける
  3. 毛の向きに沿って剃る(順剃り)
  4. 毛の向きと反対方向に剃る(逆剃り)
  5. 拭き取る、もしくは洗い流す
  6. 保湿をする
  普段の状態のムダ毛は比較的硬く、そのままでは剃りづらいです。湯船に浸かったり、蒸しタオルなどを当てておくと肌やムダ毛が水分を含んで軟らかくなり、処理がしやすくなるためおすすめです。 次に、重要なのがムダ毛を剃るための準備です。いきなり素肌にカミソリを滑らせる、なんていうのは絶対にご法度。 何もしていない肌はカミソリの刃に対してなんのガードもない状態なので、そのまま剃れば肌に対するダメージは計り知れません。 そして、実際に試してみると分かると思いますが、いわゆる潤滑油のようなものがないとカミソリの滑りも悪く、スムーズに剃ることは難しいでしょう。それがさらなる肌ダメージへと繋がることもあるのです。ムダ毛処理をする前には、絶対にジェルやクリームなどを塗りましょう。「濡れていれば大丈夫」といったことは決してありません。  

逆剃りについて

前準備を終えたら、いよいよ剃っていきます。ここで多くの人が当たり前のようにやりがちなのが「逆剃り」。 やってはいけないというわけではありませんが、特に長い毛の場合、いきなり逆剃りをすると毛が引っ張られて肌トラブルを引き起こす可能性があります。カミソリで引っ張られそうな長い毛の場合は、事前にハサミなどで短くカットしておくか、プレシェービング(毛の向きに沿って剃る)を行っておくと安心でしょう。 逆剃りをする際、なるべく根元から剃ろうと意識しすぎると肌に余計なダメージを与える恐れがあります。力をかけるのではなく、剃る方向に少しだけ肌を引っ張るようにすると自然と深く剃ることができるのでおすすめです。 剃り終わり、タオルで拭き取るかお湯で洗い流したら、アフターケアを忘れずに行いましょう。 肌の状態によっては、剃った部分を水や冷たいタオルなどで冷やすと肌を落ち着かせることができるとされています。 また、最後に重要なのが肌の保湿です。カミソリでムダ毛処理を行った場合、どれだけ気をつけても肌には少なからずダメージとなっていることが考えられます。乾燥を引き起こしやすくもなっているので、乳液やクリームなどを使用してしっかりと保湿しましょう。 繰り返しのムダ毛処理においては、肌トラブルを避けるために徹底した保湿は絶対に欠かせないと言っても過言ではありません。
あかりちゃん
ムダ毛処理って、誰かに教わる機会もなかなかないから自己流で間違ったやり方になってしまいがちかも……。お肌を傷つけないためにも、正しいやり方を身につけましょうね♪
   

 【男性必見】正しい逆剃り方法

逆剃りはあまり推奨されない剃り方ではありますが、場合によっては逆剃りが必要不可欠なこともあります。 中でも代表的なのは、男性のでしょう。髭剃りにおいては逆剃りは基本とも言えるかもしれません。髭はムダ毛の中でも太く頑丈な部類なので、順剃りだけでは物足りない仕上がりになることもあると思います。そこでぜひ知っておきたいのが、正しい逆剃りの方法です。 逆剃りをする際に絶対に気をつけたいポイントは、以下の4つです。  
  • 毛と肌を軟らかくしておく
  • シェービングジェルやクリームを使う
  • 毛の長さによっては事前に順剃りをする
  • 肌を軽く引っ張って剃る
  これらはどの部分のムダ毛処理をするにしても気をつけるべきポイントであるとも言えるでしょう。 ただし、逆剃りはただでさえ順剃りに比べてダメージを受けやすい剃り方であるため、特に注意する必要があります。処理をする際は初めから逆剃りをするのではなく、順剃りをしてどうしても残ってしまった部分を逆剃りする、という程度が一番好ましいでしょう。 また、正常時の肌は若干ながらたるみのある状態のため、そのまま逆剃りをすると根元からうまく剃れないどころか肌に余計な傷をつけてしまうことも考えられます。 仕上がりを綺麗にするためにも、片方の手で軽く肌を引っ張り緊張させながら剃ることが大切です。
ハルくん
髭って、毎日のように剃るものだから肌へのダメージも気になるんですよね。でも、逆剃りするにしてもちゃんと注意点を守れば問題ありませんよ!
   

 こんな使用方法は絶対ダメ!「カミソリ」のNG行為

カミソリは、安全に使用するために気をつけたい点がいくつかあります。いつもの自分の使い方が当てはまっていないか、振り返ってみてください。    

お風呂で剃る

お風呂で体を洗うついでにムダ毛を処理する、という人もおそらく多いのではないでしょうか。 お風呂場の中であれば確かに周りを汚す心配もなく、サッと済ませられるイメージもあります。しかし、これは実はNG!お風呂場で肌が濡れた状態のまま処理しようとすると、肌表面の角質を必要以上に削ってしまうことがあります。また、お風呂場は常に水と隣り合わせの場所です。カミソリで処理中、手が滑って怪我をしてしまうということもあるかもしれません……。    

石鹸で剃る

専用のシェービングフォームではなく、石鹸やボディソープを潤滑油として使うのはおすすめできません。 石鹸などは一見カミソリから肌を守ってくれるようにも感じますが、実際はカミソリの滑りを必要以上に良くするだけです。滑りすぎてうまく剃れないどころか、必要以上に深剃りになってしまったり、怪我に繋がる恐れもあります。必ずジェルやクリームといった専用のシェービングフォームを使いましょう。    

カミソリをお風呂場で保管

「お風呂のついでに処理するから」と、お風呂場にカミソリを保管するのはNGです。 お風呂場は、水で濡れるのが当たり前であり湿気が多い場所。そんなところにカミソリを常に置いていては、サビ雑菌繁殖の原因になってしまいます。当然、一度サビついてしまったようなカミソリは肌のためにも使わないのがベストです。 使用したカミソリはお風呂場ではなく、きちんと水洗いをして水分を拭き取り、なるべく風通しの良い場所に保管しておく必要があります。    

古いカミソリを使う

長期間使用しているような古いカミソリは、カミソリとしての「剃る」機能が低下していることが考えられます。 そんなカミソリを使うと、普段よりも肌にかかるダメージが大きくなってしまいます。なかなか綺麗に剃れないからと、同じ部分を何往復もさせたりしてしまうかもしれません。また、いくら扱いに気をつけていたとしても、古いカミソリには少なからず雑菌がいる可能性があります。肌になるべく負担をかけないような切れ味を常に維持するためにも、定期的に刃を替えるのが良いでしょう。    

から剃りや無理な逆剃り

から剃りとは、シェービングフォームを使わずに剃ることです。ただでさえ少なからず肌に負担となるカミソリは、乾燥している状態で使えばそのダメージはさらに増加します。 その行為は、毛を剃るのではなく、肌を削っているといっても過言ではありません。肌のためにも、シェービングフォームは必ず使用しましょう。また、ムダ毛をなくしたいと思う一心で逆剃りを無理に行うのも厳禁です。 あくまでも「順剃りで剃りきれなかった部分」を逆剃りするという意識でいれば、毛や肌に必要以上の負担をかけることもなくなるでしょう。    

毎日剃る

毛深い人の場合、中には「毎日剃っている」という人もいると思います。 しかし、カミソリでの自己処理を毎日行っていると、それだけ肌にも小さな傷を毎日つけることになります。必然的にカミソリ負けを引き起こすリスクも大きくなり、肌にとってもよくありません。 どうしても毎日剃らなければいけないほどであれば、使うアイテムを変えるか、思い切って脱毛を検討してみるのも良いかもしれません。    

生理中や妊娠中、体調が悪い時に剃る

生理中や妊娠中、体調不良の時などは、ホルモンバランスの乱れ等により肌が非常にデリケートな状態になっています。 そんな時に剃ってしまうと、カミソリ負けが起きやすかったり、痒みが生じたりすることもあるようです。基本的には、体が本調子ではない時はなるべく自己処理は控えるのが賢明でしょう。 なお、「自己処理をすると毛が濃くなる」という噂を聞いたことがある人も多いと思います。 基本的には毛の太さそのものは変わりませんが、ご紹介した6つのNG行為をすることで濃い毛が生えてくる可能性もあるとのことです。    

カミソリのメリットとデメリット

カミソリには、良い面もあれば悪い面もあります。使用を検討しているなら、デメリットもしっかり把握しておきましょう。    

カミソリを使うメリット

カミソリの良いところは、以下のような点です。

カミソリのメリット

  • 安く手に入る
  • 手軽に自己処理ができる

大きく占めるのはやはり「手軽さ」でしょう。ドラッグストアやコンビニなどでも購入でき、剃りたい時にすぐ剃ることができます。いくつか注意したいポイントはあるものの、比較的短時間で処理ができるというのはメリットと言えると思います。

   

 カミソリを使用するデメリット

カミソリの悪いところは、以下のような点です。

カミソリのデメリット

  • 剃ってもすぐ伸びる
  • 剃った後チクチクする
  • 処理後はあまり綺麗とは言えない
  • 肌トラブルが起きることも
カミソリでの処理は、肌から出ている部分の毛を剃るだけなので、当然剃っても剃っても生えてきます。 さらに剃った後の毛先は鋭利になっているため、触るとチクチクとした感触がどうしても残ってしまうでしょう。 また、何度も言いますが、カミソリは刃を肌の上で滑らせるため、肌に対して少なからずダメージを与えることになります。角質を削り、乾燥しやすくなったりカミソリ負けをしたりすることもあるでしょう。    

カミソリを選ぶ時のコツ

カミソリを選ぶには、いくつかのコツがあります。綺麗に剃るためにも、よく吟味して選びましょう。    

女性用か男性用か

カミソリには、大きく分けて女性用と男性用があります。一般的には、女性用はボディ全体のムダ毛処理用、男性用は髭剃り用です。 ムダ毛を処理したい部分に合ったどちらかを選ぶようにしましょう。女性だから女性用、男性だから男性用を使わなければいけないというわけではなく、あくまでも用途、使う場所の違いだということを覚えておいてください。 なお、「良く剃れそうだから」と言って男性用のカミソリをボディのムダ毛処理に使うのはおすすめできません。柄の形状やヘッドの首振りなど、それぞれ用途に合うように作られているためです。    

 刃の枚数が多いほど肌への負担が少ない

昔のカミソリは1枚刃や多くても2枚刃が主流でしたが、今では当たり前のように5枚刃や6枚刃の商品が多数店頭に並んでいます。 では刃の枚数が多いとどんなメリットがあるのかというと、それはずばり「肌へのダメージ削減」。 刃1枚あたりが肌にかける圧力が分散するため、肌に優しく剃ることができるとされています。よく勘違いされがちですが、刃の枚数が多いからといって切れ味が左右されるわけではないのです。 むしろ、深く剃るには1枚刃のほうが優れていると言えるでしょう。 また、基本的には刃の枚数が多いほど肌への負担は少ないとされていますが、ただ枚数が多ければいいというわけではありません。 あまりにも安物だと、5枚刃や6枚刃だったとしてもカミソリ負けを起こすこともあります。肌の強さも人それぞれなので、「これを使えば絶対に肌に優しい!」などと言い切ることはできません。刃の枚数は、あくまでも目安として選ぶと良いかと思います。    

ガード付きが安全

カミソリには、ガードが付いているものと付いていないものがあります。 ガードは、肌を切ってしまわないために重要な役割を担ってくれるものです。万が一切れてしまったとしても、深い傷にならないように抑えてくれる効果が期待できます。カミソリでの自己処理に自信がない、いつも手こずってしまうという人には、安全のためにもガード付きのカミソリを選ぶことをおすすめします。 ガード付きのものとガードなしのもの、2つを比べると、ガード付きのものは正直少し滑りが悪いと感じることもあるでしょう。しかし、怪我をすることに比べれば十分我慢に値することだとも思います。    

コスパがいいか

カミソリは、一度買ったらずっと使い続けられるというわけではありません。 刃はサビや雑菌繁殖などのリスクがあるため、切れ味をキープするには定期的に刃を付け替える必要があります。 そうなると重視したいのが、コスパです。いくら切れ味がよくストレスなく使用できるからと言っても、あまりにも高額だと刃を替え惜しんで、結果として肌にダメージを与えてしまうこともあるかもしれません。 定期的に使うものだからこそ、コスパも選ぶ基準として重視しておきたいところです。 ただし、単純に安ければ良いというわけではありません。刃の枚数や形状、機能など、全てを加味した上で「安い」と感じるものを選ぶと良いでしょう。安さ重視で選ぶと、すぐに刃が傷んでしまったり、剃り味が悪かったりといったことが考えられます。    

おすすめのカミソリ

女性用と男性用に分けて、おすすめのカミソリをご紹介します。これまでカミソリにあまり気を使わなかったという人は、試しにこれらを候補に入れてみてはいかがでしょうか?    

【女性】シック ハイドロシルク トリムスタイル

ハイドロシルクトリムスタイルは、敏感肌の人にも安心なモイスチャー美容ジェルつきの5枚刃カミソリです。 ただ剃るだけではなく、美容ジェルで肌表面をカバーしながら剃ることができるので、同時に潤いを与えることもできるとされています。 刃だけの通常のカミソリと剃り心地を比べれば、その違いは歴然のはず。ガード付きなので、デリケートな部分にも安心して使用することができます。 また、この商品の特徴は「カミソリだけではない」ということ。 なんと、ビキニラインに使用できるトリマーが一緒になっているんです。はみ出したムダ毛を剃れるのはもちろん、毛量を自分好みに調節することも可能です。電動ではありますが、防水仕様なのでお風呂場でも問題なく仕様することができるとのことです。
本体価格 替え刃の価格 刃の枚数 ガードの有無
954円(税込) ※Amazon 3個入り1,136円 ※Amazon 5枚

 

【男性】フェザー エフシステム サムライエッジ

サムライエッジは、コスパに定評のある男性用カミソリです。 値段を抑えつつも、国内生産にこだわり、確かな品質を誇っている商品であると言えるでしょう。サムライエッジの特徴と言えば、他にはあまり見られない「トリプルアクション」。 ヘッドや替刃だけでなくなんと一枚ずつの刃も独立して動くだめ、どの部位に対してもベストな角度を保ちながら剃ることができるとのこと。また、マイルドブレイド機構という技術を採用し、従来よりも肌にかかる負担を最小限に抑えることができるとされています。高い品質とコスパ、どちらも譲れないという人におすすめできるカミソリの一つです。
本体価格 替え刃の価格 刃の枚数 ガードの有無
670円(税込) ※Amazon 8個入り1,364円 (税込)※Amazon 3枚

 

カミソリでのムダ毛処理でよくある質問

ムダ毛処理に関して、多くの人が抱く疑問にお答えします。

カミソリの頻度はどれくらいが適切ですか?

理想は多くても週に2、3回程度。肌を思うなら少ないほど良いでしょう。

人によってムダ毛が生えるスピードや量は異なるので、一概には言えません。

しかし、毎日剃るというのはさすがに多すぎるでしょう。カミソリを使うと少なからず肌を傷つけてしまうため、毎日のように自己処理を続けていれば肌が休まる暇もありません。ダメージが蓄積して、炎症を起こしてしまうこともあるかもしれません……。必要に迫られる状況でなければ、多くても2、3日に1回程度にとどめておくのが賢明だと思います。

カミソリについた毛の取り方って?

お湯(水)で流すか、タオルなどで拭き取りましょう。

カミソリを使って処理していると、刃の間に剃った毛がつきます。 これは当然なことではありますが、気にせずにそのまま処理を続けていると、刃の奥まで詰まってしまうことがあります。詰まりは刃の劣化剃り味の低下にも繋がるため、こまめに取ることをおすすめします。 取り方は、簡単なのはお湯で流すことです。流水というよりは、洗面器などにお湯をはってその中でカミソリを振るとある程度の毛は取れるはずです。この方法で取りきれない場合は、タオル(乾いているものだと尚良し)で刃の向きに沿って拭き取ってみましょう。 それでも取れないくらいに詰まってしまった場合は、いらない歯ブラシで刃の部分をこすればポロポロと取れるはずです。刃の寿命を減らさないためにも、お手入れをしっかり行いましょう。    

 正しい使い方を知って安全に処理しよう

カミソリは、手軽ではありますが使い方を間違えると危険にもなります。 やってはいけないNG行為、ついやってしまっていませんか?もしかすると、日頃の肌トラブルは自己処理が原因になっているのかもしれません。安全にムダ毛処理をするためにも、正しい使い方をきちんと把握しておきましょう。
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