
手作りしてみよう!「脱毛ワックス」おすすめ簡単レシピ
脱毛ワックスを手作りしてみよう!



基本的な脱毛ワックスのレシピ
ここでは、基本的な脱毛ワックスのレシピや使い方を伝授します。簡単に作れて作り置きもできますよ。準備するもの
基本的な脱毛ワックスを作る時に必要なもの
- 砂糖(グラニュー糖もしくは上白糖) 450g
- レモン汁 60ml(約レモン2個分)
- 水 450ml
手作り脱毛ワックスは、シュガーワックスとも言われていて、主な原料は砂糖と水です。脱毛ワックスを手作りする時に使う砂糖は、グラニュー糖や上白糖を使いましょう。なぜなら、色が付いていないグラニュー糖や上白糖は、砂糖の色の変化が分かりやすいから。また、レモン汁は市販のポッカレモンを使ってもOK。ポッカレモンを使えば、レモンを絞る手間が省けますよ。
基本的な脱毛ワックスを作る時に必要な道具
- 鍋(ステンレスもしくはホーロー)
- ヘラ(木製)
脱毛ワックスは、鍋に材料を入れて火にかけて作ります。その時の鍋の温度は200℃以上。そのため、熱に弱いアルミ製の鍋ではなく、ステンレスもしくはホーローの鍋を使うようにしましょう。また、フライパンを使うこともできますが、砂糖の色の変化が分かりにくくなるので、熱に強いステンレスもしくはホーローの鍋がおすすめです。
さらに、材料を混ぜる時に使うヘラも、プラスティック製のものではなく、木製のヘラを使いましょう。プラスティック製のヘラを使うと高温でヘラが溶けてしまう場合もあるので注意して下さいね。基本的な脱毛ワックスを使用する時に必要なもの
- スパチュラ(木製のヘラ)
- 薄手の布(ガーゼやさらし、ハンカチなど)
- 保存するための容器(密閉できる耐熱性のもの)
スパチュラ(木製のヘラ)は、アイスを食べる時に使う木製の小さなスプーンでもOK。また、薄手の布は洗濯をして繰り返し使うことも出来ますが、面倒な人はいらない布を使って使い捨てにすれば後片付けが楽になりますよ。さらに、保存するための容器は、必ず耐熱性のものを準備しましょう。出来立ての脱毛ワックスは、高温なのでプラスティック製の容器を使うと熱で溶けてしまう可能性があるので注意して下さいね。
作り方
- レモンを絞ってレモン汁を作る。(市販のポッカレモンなどを使う場合は省略)
- 絞ったレモン汁に、砂糖、水を加えて混ぜる。
- 鍋に2を入れて、中火で加熱する。
- 沸騰してきたら焦げないように弱火にして、かき混ぜながら30分程度加熱し続ける。
- 濃い茶色でトロっとしてきたら完成。
- 10~15分ぐらいそのままにして粗熱を取る。
- 粗熱がとれたら耐熱性の保存容器に入れて保存する。
使い方
- スパチュラ(木製のヘラ)を使って、脱毛ワックスを塗る。(人肌ぐらいに冷めたもの)
- ワックスを塗ったところに、布を押し当てる。
- 勢いよく布を剥がして毛を抜き取る。
- 肌に残っているワックスをふき取る、もしくは洗い流す。
- 脱毛箇所を冷たいタオルなどで冷やす。
- 化粧水などを使ってしっかり保湿する。
保存の仕方
出来立ての脱毛ワックスは高温のため、保存する時にプラスティック制の容器に入れると溶けてしまう可能性があります。そのため、高温のワックスを入れても容器が変形しないように、耐熱性の容器に入れて保存しましょう。また、保存する容器は、密閉性のあるものを使って下さい。容器の中に水分が入ると、ワックスにカビが生えてしまう可能性があるため、密閉性の容器を使って水分の侵入を防ぎましょう。 密閉製がある容器に入れたら、冷蔵庫もしくは湿度の低い冷暗所で保存します。たっぷり作って保存しておくことも可能ですよ。未使用のワックスは、3ヶ月ぐらいは保存ができると言われているため、たくさん作って保存しておけばとっても便利。しかし、肌にワックスを塗ったスパチュラ(木製のヘラ)を、容器に入れると雑菌が繁殖しやすいため不衛生です。ワックスを塗るときは別の容器に小分けをして、保存するものと分けてから使うことが大切です。ハードタイプの作り方
ハードタイプのワックスは、基本的なワックスより硬く、1つの塊で何回も脱毛することができます。ここでは、ハードタイプの脱毛ワックスのレシピや使い方を伝授します。準備するもの
ハードタイプの脱毛ワックスを作る時に必要なもの
- 砂糖(グラニュー糖もしくは上白糖) 1カップ
- 水 1/5カップ
- レモン汁 小さじ1(市販されているポッカレモンでもOK)
- 塩 小さじ1(お好みで)
ハードタイプの脱毛ワックスを作る時に必要な道具
- 鍋(ステンレスもしくはホーロー)
- ヘラ(木製)
ハードタイプのワックスを作る時も、熱に強いステンレスもしはホーローの鍋を使い、ヘラも木製のものを使うようにしましょう。熱に強い道具を選べば、高温で溶ける心配がないので安心ですよ。
作り方
- レモンを絞ってレモン汁を作る。(市販のポッカレモンなどを使う場合は省略)
- レモン汁、砂糖、水を混ぜる。
- 鍋に2を入れて、中火で加熱する。
- 沸騰してきたら焦げないように弱火にして、かき混ぜながら10分程度加熱し続ける。
- 濃い茶色でトロっとしてきたら火を止める。
- お皿にワックスを入れる。
- 鍋などに水を張って、その上にお皿をのせる。
- お皿の上のワックスをスプーンで混ぜて粗熱を取る。
- 塊になりそうなぐらい冷めたら、手に取って丸く固めたら完成。
使い方
ワックスの塊を伸ばして脱毛箇所に貼り付けて、勢いよく剥がして毛を抜き取ります。柔らかすぎて使えないときは、冷蔵庫で少し冷やしてから使ってみましょう。ハードタイプの脱毛ワックスは、何回も繰り返し使うことができるので、気になる箇所をいくつも脱毛することができます。 また、基本の脱毛ワックスの時と同じで、脱毛後は肌をしっかりケアすることが大切。脱毛後は、冷たいタオルなどで脱毛箇所を冷やし、冷やした後は化粧水などでしっかり保湿して下さいね。保存の仕方
余ったワックスはサランラップを巻いた後に、アルミホイルで包んで冷蔵庫で保存することができ、未使用のものであれば、3ヶ月ぐらいは保存が可能だと言われています。しかし、一度使用したワックスの保存は衛生的に良くありません。なるべく一度使用したものは、捨てるようにしたほうが良いでしょう。よくある失敗例と対処法
簡単に手作りできる脱毛ワックスですが、コツを掴むまでは失敗することもあるようです。ここででは、よくある失敗例とその対処法を伝授します。固くなりすぎた
基本の脱毛ワックスは、ハードタイプよりも柔らかい状態で使うため、固くなりすぎると使うことができません。しかし、ワックスは加熱しすぎると、水分が飛んでしまって固くなりすぎてしまうことがあります。サラサラしているようでも、火を止めたら固くなるため加熱のしすぎに注意しましょう。また、固くなりすぎたときは、水をプラスして再加熱をすれば柔らかくなりますよ。固まらない
ワックスを加熱する時間は目安で、使用するコンロなどで違いがあります。ワックスが濃い茶色になった時が、火を止めるタイミングです。水分が多いと固まりにくく、30分経過しても色が変わらないこともあります。もし色が変わらなくても、根気よく加熱を続けて水分を飛ばしましょう。

絶対しよう!脱毛後のケア方法
脱毛ワックスは、肌へ負担を与えてしまうため、脱毛後はしっかりケアをすることが大切。アフターケアをしっかり行わないと肌トラブルを起こすこともあるため要注意です。脱毛直後のケアの仕方
ワックス脱毛をした直後は、肌に赤味が出たりかゆくなったりすることがあります。通常は、この赤味やかゆみは時間とともに落ち着くと言われています。脱毛直後に、冷たいタオルや保冷剤で脱毛箇所を冷やすと、赤味やかゆみの症状を早く落ち着かせることができ、脱毛により開いた毛穴を引き締める効果もあります。 脱毛箇所を冷やして落ち着かせた後は、化粧水などを使ってしっかり保湿することが重要です。また、脱毛ワックスをした後は、肌が敏感で乾燥しやすくなっているため、出来るだけ刺激の少ないスキンケアを選んで保湿しましょう。顔用のスキンケアでさらに敏感肌用を選べば、肌に優しく保湿をすることができるのでおすすめです。 しかし、脱毛直後の肌は、毛穴が開いているため油分の多いクリームなどを塗ると毛穴が詰まりニキビの原因になると言われています。そのため、脱毛直後の1日~2日は、油分があまり含まれていない化粧水や美容液などを使って保湿しましょう。 また、脱毛直後の肌は毛穴が開いているため、雑菌が入らないように注意して、刺激を与えないことが大切です。当日から翌日ぐらいまで入浴は、湯船に浸からないでシャワーのみにして、脱毛箇所は強く洗わないように気をつけましょう。さらに締め付けの強い下着や衣服を着ると、肌に擦れて刺激になるため、当日は、締め付けが強くない下着や衣類を着用して下さいね。翌日からのケア方法
脱毛ワックスで肌トラブルを起こさないためには、翌日からのケアも大切です。サウナや岩盤浴、スポーツなどをして汗をかくと、雑菌が繁殖して肌トラブルを起こす原因になるため控えましょう。さらに、使いまわしたタオルにも、雑菌が繁殖しています。この雑菌が開いた毛穴に付くと肌トラブルを起こす原因になるため、タオルは新しい清潔なものを使うようにして下さい。 また、ピーリングやスクラブは1週間、海水浴やプールは3日ぐらいは控えるようにしましょう。さらに脱毛後の肌はダメージを受けています。日焼けをするとさらに肌がダメージを受け、赤味やかゆみがなかなか落ち着かなくなる可能性があります。そこで、肌が落ち着くまでは、日焼けをしないように注意しましょう。埋没毛の予防法
皮膚の中で毛が成長する埋没毛。脱毛ワックスは、この埋没毛が出来やすいと言われていているため、しっかりとケアして予防することが大切です。埋没毛を予防するためには、肌をしっかり保湿することが重要です。脱毛後の肌はダメージを受けて乾燥しがちです。乾燥している肌は、普段よりもダメージを受けやすいため、埋没毛の原因になります。 そのため、脱毛後はしっかり肌を保湿してあげましょう。さらに、脱毛後、次に生えてくる毛が埋没毛になる可能性もあります。脱毛して1週間過ぎてから、スクラブマッサージを行うと埋没毛の予防になると言われています。また、万が一埋没毛が出来ても、無理やり引っ張るのはやめましょう。無理やり引っ張ると、皮膚が傷つき炎症を起こしシミが出来てしまう場合もあるので要注意ですよ。

手作りシュガーワックスの特徴
手作りシュガーワックスにはメリットとデメリットがあります。ここでは、手作りシュガーワックスの特徴をご紹介します。手作りシュガーワックスの特徴
- VIO含め全身に使用できる
- 簡単に作れて安上がり
- 脱毛効果は7~10日ほど持続する
- 古い角質も一緒に除去できる
- オーガニックだから安心
- 脱毛時がとにかく痛い
- 肌トラブルが起きることもある
手作りシュガーワックスの材料は、砂糖とレモンのみ。簡単に作れて安上がりで、VIOを含む全身に使用OK。また、脱毛と同時に古い角質が除去できるので、肌がツルツルすべすべになり、くすみも取れて肌がトーンアップする効果もあります。
しかし、シュガーワックスにはデメリットもあるので要注意です。例えば、ワックスを塗って剥がす時の痛み。痛みの感じ方は人によって違いますが、VIOなどのデリケートな部分は、「我慢できないほど痛かった」という人もいるようです。 また、ワックスを塗って剥がし毛を無理やり抜く脱毛のため、肌に負担がかかり埋没毛などの肌トラブルが起きることもあります。特に皮膚が弱い人は肌トラブルを起こしやすいので注意が必要です。心配な場合は、一部分だけ脱毛してみてトラブルか起きないか確認してから使うと安心ですよ。