
【ニードル脱毛】押さえておくべき4つの基本知識。施術前必読!
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目次
- ニードル脱毛ついて正しく知ろう
- ニードル脱毛ってどんなもの?
- ニードル脱毛の3つのメリット
- ニードル脱毛7つのデメリット
- 【Q&A】よくある疑問
- ニードル脱毛は部分的に利用するならおすすめ
ニードル脱毛ついて正しく知ろう

あかりさん
ニードル脱毛って、比較的年齢の高い人で知っている人が多いわね。昔からある脱毛手法みたいなの。
ハルくん
ニードルって針のことですよね?針で脱毛ってちょっと恐い気もします…。
あかりさん
毛穴に針を刺すって聞くと恐いけど、その効果はほぼ永久的らしいのよ!どんな脱毛なのか気になるわよね。
ニードル脱毛ってどんなもの?
美容脱毛業界や医療業界の間で、最も効果的だとされる脱毛方法のひとつが、ニードル脱毛です。具体的な方法としては、毛穴に針を刺して毛根を破壊してしまいます。そのため、一度処理をするとそこから毛が生えてくることはなく、ほぼ永久的に脱毛効果が続くといわれているのです。レーザー脱毛よりも世界的に見ても歴史が長く、その効果が認められています。ニードル脱毛のメカニズム
ニードル脱毛と一言でいっても、針の種類の違いなどによって異なる手法があります。サロンやクリニックがどの手法を採用しているかによって、効果や仕上がりが違ってくることも否めません。もちろん費用も多少なりとも異なりますので、具体的にそれぞれの種類の違いについて見ていきましょう。直流針脱毛
直流針脱毛は、ニードル脱毛が始まったころから行われている従来型のニードル脱毛手法です。具体的には、毛穴の奥に差し込んだ針に直流電流を流すことで、汗などの組織液を電気分解します。そこで水酸化ナトリウムが発生し、その強アルカリ性パワーによって毛根を溶かして破壊させ、毛自体が生えてこないように処理するのです。実施のところ、効果はお墨付きですが、施術に時間がかかること、そして相当な痛みが伴い、色素沈着ややけどを起こす可能性といったデメリットも多いため、現在ではめったに行われなくなっているようです。高周波針脱毛
直流針脱毛が、直流電流で行われるのに対し、交流電流を流して行われるのが高周波針脱毛です。電気分解ではなく熱によって毛根部分を溶かすために、直流針脱毛よりも刺激によるリスクを減らし、安全性を高めることに成功しています。毛根は熱で溶けることで完全に毛は死亡した状態になるので、直流針脱毛よりも短時間で多くの毛を処理することが可能です。また、比較すると痛みも少なく抑えることができます。ただし、交流電流を扱うのは用意ではなく、一般的なサロンでは難しい方法なのがデメリットです。絶縁針脱毛
もうひとつが、絶縁針脱毛です。高周波針脱毛と同じ原理で、高周波電流を流して毛根を熱で溶かして処理します。ただ、他の方法とは異なる針を使用しており、絶縁物質であるステンレスの針を採用しています。そのため、高周波針電流よりもずっと刺激を弱く抑えることができ、痛みも小さくて済むのです。ステンレス素材は抵抗値がかなり大きいために絶縁的であるというだけなので、電流自体は流れるものの触れることによるリスクはずっと少なくなります。専門家のいる美容クリニックなど導入されている場所は限定されているのが難点です。平均的な施術回数・期間
ニードル脱毛は、毛穴の一つ一つに針を刺して毛根を溶かしていく処理方法なため、かなりの時間を要します。平均として、1時間に10本〜15本ほどしか処理できないとも言われますので、1回で1〜1.5時間ほどの施術をしたとしても、片方の腕や脚だけでも5〜6回は必要です。全身ともなると数年は間違いなくかかるでしょう。もちろん、個人差はありますのでただの目安ですが、他の脱毛方法に比べて時間は要することは理解しておきましょう。ハルくん
1回に1〜1.5時間、回数は10〜15回。ということは最低でも100時間くらいかかってやっと腕で片方ってことか!
あかりさん
そうそう、結構な時間がかかるのよね。根気よく通って脱毛を続ける必要があるわ。
料金の相場
ニードル脱毛の気になる料金は、回数ごと、あるいは1本◯円、などクリニックや医院によって異なる場合が多いです。部位によって料金が異なることはありませんが、時間設定だと、5分2,000〜3,000円ほどが相場となっています。ただし、針を使うため、その針が買い取りとして別途料金がかかり、診察や血液検査といったものも事前に要することがあるので、脱毛施術以外にも1〜1.5万円ほどかかると思っておいた方が現実的でしょう。ニードル脱毛はこんな人におすすめ!
次のような条件に当てはまるなら、ニードル脱毛をおすすめします。あなたはどうですか?レーザーや光で脱毛しきれなかった毛を処理したい
今では一般的になっているレーザー脱毛やフラッシュ(光)脱毛では、対応できない部位というのも存在します。例えば、目のすぐ下や眉毛の上、ほくろや日焼けした肌、あざなどの色の濃い部分の周辺、そして白髪などレーザーには反応しない毛などですね。そういった部位にも細かく対応できるのが、ニードル脱毛のメリットです。広範囲の脱毛をしたくてレーザー脱毛を行ったけど、細かく残ってしまった毛をキレイに処理したい、という人にはニードル脱毛は効果的だと言えます。細部までつるつるのキレイな肌になって見栄えも良くなりますし、目の周辺などでも安心して処理ますよ。部分的な永久脱毛がしたい
ニードル脱毛は毛根を溶かすため、永久的な脱毛効果を得られます。そのため、顔の一部や髭など永久に脱毛しておきたい部分の脱毛にも効果的です。ニードル脱毛の3つのメリット
ではニードル脱毛のメリットをまとめていきますよ。効果が極めて高い
ニードル脱毛は、その効果の高さが一番のメリットといえるでしょう。実際に施術をした人もしっかりと実感しているようです。-
毛が生えてこなくなった!50回程ニードル脱毛に通ったわけですが、効果については確実にありました。 頬部分、もみあげの下部分はほぼ完全にヒゲがなくなり、今でも生えてきません。鼻下、顎についてはもともとの本数が多いせいか、つるつるまでいかず、全体に若干薄くなった、という感じでした。残りの50回、きちんと通っていたらもっと薄くなったかもしれません。
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10年以上経っても処理不要!ニードル脱毛で処理したあとは非常に綺麗で、2年弱くらいで脱毛を完了してから10年以上が経過しますが、その後ムダ毛の処理を自分でしたことは1度もなくてすんでいます。
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即効性も気に入っています。実際に脱毛してみて、ニードル脱毛は痛いけど効果がすぐに現れるので、それはそれでいいなあと思いなおしました。
レーザーや光ではできない部分も脱毛可能
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細かな部分にも1本から対応!ムダ毛を1本から処理できるので、もしまた気になるむだ毛が見つかったらわたしはニードル脱毛を選ぶと思います
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レーザーできない部分も脱毛OK光脱毛サロンや医療レーザーでは眉下は断られることがあるんです。眉下のムダ毛ってまゆ毛と同じくらい濃いし剃っても剃っても生えてくるやっかいな部位ですが、ニードル脱毛で処理するとかなりスッキリしますよ。
細かいデザインも可能
ハルくん
1本ずつ脱毛していくってことは、細かなデザインを指定することもできますよね!
あかりさん
そうね。男性なら髭をすごく細く残しておしゃれを楽しむのにも使えるわね♪
ニードル脱毛のメリットまとめ
- 脱毛効果が極めて高い
- レーザーや光ではできない箇所の脱毛が可能
- 細かなデザインも指定可能
ニードル脱毛7つのデメリット
では、逆にニードル脱毛のデメリットにはどんな点があるのか、具体的に見ていきましょう。毛を伸ばさなければならない
ニードル脱毛には、最低でも3mm以上の毛の長さが必要とされています。ニードル脱毛を行う10日前からはカミソリなどで剃るのは止めて毛をそのままにしておくようにしましょう。料金が高い
電気を流して毛根を1本ずつ処理していくという高度な方法なため、料金が比較的高額になります。クリニックやサロンによって異なるとはいえ、レーザー脱毛やフラッシュ脱毛などに比べても同じ範囲を脱毛し終わるためには、金額は高くなっているところがほとんどです。一度行うと数十年は毛が生えてこないという長い目でみたメリットを考えると仕方のない値段かもしれませんが、手軽さはあまり求められませんね。痛みが強い
そしてニードル脱毛を経験した人の多くから聞かれるのが、強い痛みです。毛穴に針を差し込むこと、そして電気を流すことで強い刺激が入ります。これを繰り返し行われなければならないため、苦痛に感じて途中で断念してしまう人もいるほど。麻酔剤のようなものを利用する方法もありますが、それでも痛みが出る箇所もあるようです。また生えてくることもある
ニードル脱毛の魅力として、持続する脱毛効果があげられますよね。ただ、再度生えてくることもあることは理解しておく必要があります。永久脱毛の定義
永久脱毛という言葉の定義として、米国電気脱毛協会によって「脱毛終了後、1ヵ月経った時点で毛の再生率が20%以下」とされています。ということは、永遠に毛が生えてこなくてつるつるであるということではないのですね。二度と生えない訳ではないことを知っておきましょう。脱毛完了までに時間がかる
ニードル脱毛は1本ずつ処理していくために、ある程度の範囲を脱毛するためには相当な時間を要します。ですので、脚全体や腕全体といった広範囲の脱毛には不向きとも言えるのです。高度な施術技能が必要
脱毛には国家資格はなく、認定脱毛士と呼ばれる資格もありますが、必須ではありません。針を毛穴に指して毛根をピンポイントで狙うという方法は、よほど高度な技術を要します。そのため、経験を積んだ高度なスキルのある人が上手に施術できるということになりますね。肌トラブルが起きることも
脱毛後に肌が赤くなったり痛みが出たりといった、肌トラブルの可能性もあります。ニードル脱毛による肌への負担は、保冷や化膿を止める塗り薬を使うことで、通常なら1〜2週間で症状は解消されるようです。稀に内出血、はれ、かさぶたといったものも見られます。もし症状が長引くようなら、医師に相談することをおすすめします。ニードル脱毛のデメリットまとめ
- 毛をある程度伸ばさなければならない
- 他の脱毛方法に比べて料金が高額
- 痛みがかなり強い
- また生えてくることもある
- 広範囲を脱毛するには完了まで時間がかる
- 高度な施術技能が必要
- 肌のトラブルが起きる可能性がある
【Q&A】よくある疑問
VIOにも施術できますか?
VIOゾーンのニードル脱毛は可能です。VIOにデザインを入れたい場合なども細かく指定することができますよ。ただし、サロンやクリニックによっては扱っていないところもありますし、ニードル脱毛の種類も異なりますので、予約の際に確認してみることをおすすめします。
髭にも施術できますか?
できますよ。男性のエステサロンや脱毛サロンでは扱っている店舗も多く見られます。
眉毛にも施術できますか?
可能です。多数の女性が眉毛の下の部分にニードル脱毛を使用しています。剃り跡も残りませんし、自分で抜きにくい産毛もキレイになくなりますので、お化粧も楽になりますよ。
白髪でも効果的ですか?
ムダ毛に限りますが、白髪もちろん処理できます。レーザー脱毛では処理できないとされる白髪も、ニードル脱毛なら1本ずつ確実に脱毛が可能ですよ。ちなみに、白髪を黒く染めることでレーザーでも脱毛できるのでは?と考える人もいるようですが、レーザー脱毛でもターゲットとするのは毛根部分です。染まっていない毛根部分が白髪であることには変わりないので、やはり白髪にはニードル脱毛が適していると言えます。
あかりさん
レーザー脱毛でもできないような細かな部分や、黒い部分、白髪などはニードル脱毛の得意分野って訳ね♪
ハルくん
ムダ毛が白髪だと、かなりショック…。でもニードル脱毛で抜いちゃえばいいのか!
あかりさん
そういうことになるわね(笑)